こんばんは。今回の題材はこちらです。
フリーランスエンジニアは継続的に案件に就けるかどうか?
これは私がフリーランスエンジニアになる上で、不安要素の第1位です。
家族がいるので、収入は重要。というか収入を増やすためにフリーランスエンジニアになるわけだから、お金の心配はしたくありません。
直面するであろう現実に、今のうちからしっかりと向き合って対策を考えておきたいと思います。
会社員とフリーランスの契約体系の違い
結局のところ契約体系の違いが、収入面に如実に現れるわけです。それぞれの特徴を見ていきたいと思います。
正社員の派遣型エンジニアの場合
一つの案件が終了して、次の案件まで間が空いた場合、「待機」という扱いになります。
そして待機中も給料が保証されており、基本的に100%支給されます。
大きな波に影響されずに生活できる点は会社員のかなり大きなメリットですよね。
(ちなみにこの待機社員の給料は・・そう、全員から仲良く搾取された分から捻出されています笑)
フリーランスの場合
これが、フリーになると保証なんてありません。
お客様となるIT企業と契約して、稼働することで始めてお金が発生します。
ですので、案件と案件の間が空いてしまう場合、全く収入がない状態になるわけです。
いままで当たり前のように給与を毎月毎月もらってきたので、果たして対応できるかどうか・・。当然不安です。
しかも私は家族がいるので、収入0はインパクト大です。
フリーランスエンジニアになろうと考えている方は、ここまではご存知でしょう。
あとは、この案件ない問題をどうやって解決するかを考えてみました。
お金の不安を払拭する方法!
①気持ち的に払拭する方法
②具体的な解決策
今回はこの2つの視点で考えてみます。
①気持ち的に払しょくする方法
そもそもそんな心配することなの?という疑問を投げかけてみます。調査した結果、そんなに気負う必要はありませんでした。その理由が次の3点です。
・有効求人倍率が高い
・人材不足を感じる現場の肌感覚
・会社員の今、そんな待機しなかった
有効求人倍率が高い
厚生労働省のデータによると「情報処理・通信技術者」の求人倍率は2.48%。これは求職者1人当たり2.48件の求人があるということです。
単純に考えれば、求職者にとっては良い状況です。スキルにマッチするかなどを考慮したとしても、ある程度仕事を選べるのではないでしょうか。少なくとも働きたいのに働けない!という事態は起きなそうです。
この辺りについては詳しく知っておく必要がありそうです。今度人材業界の友人にわかりやすく教えてもらってまた共有したいと思います。
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00007.html
人材不足を感じる現場の肌感覚
私は今までで6箇所ほどの現場を経験しました。そのうち4つは常に人が不足気味でした。
みんなで残業してカバーしたり、検証項目を削ったりあるあるですよね。
もっというと、頭数は足りていてもスキル不足なことは多々あります。(自分含め)
なぜかは簡単。お客様は要望に見合ったスキルを持っているエンジニアを欲しいけど、条件に合うエンジニアが見つからず、「じゃあ、最低限この程度出来ればいいよ」と妥協して契約しているからです。
そもそもこの派遣型のモデル自体が、お客様の要望とそれにマッチしたエンジニアを結びつけるのは難しいと思います。
他の案件と案件のタイミングで都合よくエンジニアが空いていなければいけないからです。
・会社員の今、そんな待機しなかった
エンジニア歴6年ほどですが、待機したのは合計1ヶ月ちょっとでした。6年間でこのくらいなら、大型休暇として楽しんでしまえばいいとさえ思えます。
現エンジニアの方はご存知の通りですが、基本的に案件が終わる1ヶ月くらい前から、営業担当が次の案件を探し始めます。なので待機することなく次の案件にスライドすることの方が多かったです。
会社としても営業担当としても、間を空けずに次の案件を契約したいわけですから、それはそれはグイグイ案件紹介してくれました。
フリーランスエンジニアになっても「自主的に」同じことをやればいいわけですね!
②具体的な解決策
だからといって何もしないのは、得策ではありません。
すぐに実践できる方法を模索しました。
・スキルシート充実させる
・クラウドソーシングを使う
・インフラエンジニアを選ぶ
・貯蓄をする
・保証付きのエージェントを使う
スキルシート充実させる
まずは基本中の基本。スキルシートがイケてるかどうかで、お客様と成約率が確実に変わります。
IT業界以外では、人を採用する際に重要視するポイントは様々です。人柄を見たり、コミュニケーション能力を見たり、筆記試験や時事の話題などで判断するところもあるでしょう。これまで他業種を経験してきた印象でも、履歴書や職務経歴書はあまり重要視されませんでした。※飲食、営業系
IT業界の場合、わかりやすく「技術力」が一番に求められます。スキルレベルはどの程度なのか?どんな装置の経験があるのか?どんな業務工程に携わっていたのか?等々を面接担当者は知りたいわけです。
ご存知の通り、ITの経験・スキルはどんどん蓄積されていき、どれも無駄にはなりません。これを時系列で分かりやすくまとめることで、実際の面接時は、全部を言わずとも案件にフックしそうな経験を深く濃く伝えることができるわけです。
また、報告書・手順書などのドキュメント作成スキルも求められますので、スキルシートが丁寧にわかりやすくまとめてあることはとても好印象です。
今派遣型エンジニアで働いているのなら、営業担当や上司に添削してもらったり、経験豊富な先輩のスキルシートを見せてもらっとくと役立つはずです!
クラウドソーシングを使う
これは、収入源を別で確保しようという作戦です。クラウドソーシングは、ランサーズとクラウドワークスが有名です。IT分野ですとプログラミング能力を最大限発揮できます。逆にインフラ系の案件はないですね。プログラミングといっても、データ収集などの比較的簡単な案件もあるので、挑戦していきたいです。私はこれを副業でやりたい気持ちもあり、Pythonの学習を始めました。
最初は、頑張っても数万円にしかならないと思いますが、収入と同時に「クラウドソーシングでの経験・信頼が積み重なる」ので、今後に繋がっていきます。常駐型のフリーランスエンジニアではなく、自分で案件をとって在宅で仕事をする可能性が見えてくるはずです。
私としては、このクラウドソーシングはとっーても夢がある収入源なので、コツコツとやっていきたいと思っています。
インフラエンジニアを選ぶ
インフラエンジニアの案件は、契約期間が長い傾向にあります。また、プロジェクトが完了しても、次のプロジェクトにスライドすることも結構あります。
現在派遣型でもインフラ系に就いている方は、イメージしやすいと思います。
逆に、プログラミング系の案件は数か月の短案件が多いとのことです。(その分単価も高めに設定されているようですが)
開発フェーズだけに参画することがほとんどなので、確かに納得できます。
今回のテーマは、契約を安定的にとることにフォーカスしているので、インフラ系の案件が安定していると言えるでしょう。
貯蓄をする
これは、絶対絶対やっとくべきですよね。サラリーマンより、強く意識しなくてはいけません。普段の生活費だけではなく、退職金がないことや年金が少ないことをちゃんと頭に入れておかなくては・・・。今は「貯金しておかないと!」程度しかわかっていないのでこれから勉強していきたいです。
フリーランスエンジニアは、サラリーマンより収入がぐっーーとUPします!
その分、生活レベルをガツンと上げるのではなく、貯金(&資産運用)&将来に繋がる自分への投資に充てていきます。
保証付きのエージェントを使う
サラリーマンと同等の待遇が得られるというので有名なのが「Midworks」です。
魅力的なMidworksの待遇の中で、今回のテーマをズバリ解決してくれるのが、「給与保証制度」です。条件を満たすスキルを持ち、案件を探す活動をしていれば収入が0になりません。サラリーマンからフリーランスになる最初の1歩として、ハードルを下げてくれます。
間違いなく登録したいエージェントの一つなので、今度話を聞きに行ってきたいと思います。
https://mid-works.com/
まとめ
今回、自分でトコトン調べてみて不安がかなり無くなりました。
今までIT業界に身を置いていたので、フリーランスエンジニアになった姿をイメージしやすかったのも大きいと思います。嫁さんとも何度も話をして、理解してもらえました。むしろとってもポジティブに捉えています。
今はもう、フリーランスエンジニアになる!と自信を持って行動ができます。
まずは、充実したスキルシートを書く。Pythonを習得してクラウドソーシングやってみる。あたりから取り組んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
フリーランスエンジニアを目指している方々、一緒に頑張っていきましょう。それではまた^^