フリーランスエンジニア

インフラエンジニアでもフリーランス案件は沢山ある。プログラマーと比べてメリットもある!

私はインフラエンジニアとして、会社に属して5年半やってきました。
そして、2019年春からフリーランスのインフラエンジニアとしてやっていくつもりです。

業界的にフリーランスエンジニアは、開発系いわゆるプログラマーが圧倒的に多いですが、インフラエンジニアも案件が沢山あります。

今回は、実際にフリーランスエンジニアになるために活動している過程で感じたインフラフリーランスのメリット・デメリットを書いていきたいと思います。

まず案件の数

フリーランスエージェントは、レバテック、ギークス、ミッドワークスの3つを利用しました。活動拠点は東京です。

実際に案件紹介&自身で検索等で活動してみた感じ、3社合わせて40件くらいは、自分のスキルでこなせそうなインフラ案件が出てきました。活動期間は1ヶ月くらいです。

その中からさらにこだわり部分を絞っていくのですが、十分に贅沢に選べる案件数です。

案件が少なくて、自分に合う契約ができないかも?なんて心配は全然いらないです。

(東京以外の方はまたガラッと変わるのでしっかり調べましょう!)

メリット

メリットは細かい点挙げると沢山あるんですが、今回はプログラマーと比べてのメリットを、一つだけピックアップしました。

プロジェクトが長い

保守・運用・監視の場合、基本的に半永久的に必要とされるポジションなので、案件自体が無くなることはありません。
設計・構築の場合、最低でも半年は必要とされます。その後、継続で運用へのフォローや似た案件へのスライドをお願いされることが多い印象です。

実際どうなの?

実際に複数の商談を受けてみた印象ですが、全ての企業から「長期的に参画可能ですか?」と聞かれました。100%です。
自分の要望にマッチしてて成長できる案件なら、1年2年参画できることは非常に大きなメリットです。

開発系の案件は商談してないので、比較はできませんが、ここがやはりインフラの特徴かなと言えます。

デメリット

単金の相場が高くない

開発系の案件と比べて、低い傾向にあります。これは諸先輩エンジニア方々の相場や、どのフリーランスエージェントも言っていることです。

比較対象にあげてる開発系プログラマーはニーズが非常に高いことがまず要因の一つです。また、開発フェーズの期間が1,2ヶ月と短いので、エンジニアのリスクを加味して単金高めに設定してたりするそうです。

実際どうなの?

インフラエンジニアの単金相場は、40万〜70万円がコアなゾーンだと感じました。
保守運用のみの単純作業だと当然安く、上流に行けば行くほど高くなります。
要件定義・プリセールスなどの案件はさらに70万円以上の案件があるはずです。(私のスキルはここのフェーズにマッチしないので、実際は不明・・)

ほぼ客先常駐案件

これもインフラ系の業界の特色ですよね。実機を触る必要がある業務は、モノがあるところに行く必要があります。クラウド等は遠隔からセキュア接続できそうな気がしますが、・・ちゃんと出社しましょうという風習があります。

上流工程の方は、どうなんでしょう。。私が受けた商談の一つでは、エンドユーザーとやりとりする必要がある案件だったので、やはり100%出社が義務付けられていました。

今後、遅れながらもインフラの働き方も多様化していくのかなとは思います。
現状フルリモート案件はまだまだ少ないので、そこを実現したい人は前もってそこにフォーカスして、自身のスキルを磨く必要がありそうです。

単金低い問題を改善していく方法

低い低いと言われてますが、高い単金を目指していく道はあります。

インフラ案件のなかでも、単金が高いと言われているのが、クラウド技術やソースコードの読み書きなど深い部分に携わる案件です。

クラウド技術というと、AWS、Asure、VM、Hyper-Vなどパブリック/プライベートそれぞれ多種多様にありますが、非常にニーズが高まっています。

よく見かけるのが、オンプレからクラウドへの移行プロジェクトです。経験のある技術であれば、かなりのアピールポイントですので、単金交渉は有利に進めることができます。

私の場合、クラウド技術としてOpenstackの業務経験がありAWSを独学中というスキルセットです。
この経験だけでも、がっつりAWSの案件や別クラウド技術でも、お客様企業は欲しがる印象でした。
このエンジニア不足のご時世の波には乗るしかない!と思いますので、クラウド経験がないエンジニアでもチャンスです。

AWSやOpenstackは、自宅で比較的簡単に動かしてみることができるので、自宅に構築して基本操作やカスタマイズを習得してアピールポイントにしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

興味がある人は、実際にフリーランスとして活動しているエンジニアにコンタクト取ってみたり、エージェントに話を聞きに行ってみると良いと思います。
私も、具体的な話を聞いたことでインフラフリーランスエンジニアになれる!と気づくことができました。そして、独立に向かって行動を始めるようになり、とてもとても充実&可能性が広がった1年となりました。

私でも答えられることは全て共有していきたいと思うので、よかったらメッセージなどお気軽にどうぞ^ ^ それでは!