フリーランスエンジニア

【商談前に要チェック】時間幅140~180時間という働き方【フリーランスエンジニア】

こんにちは。私はフリーランスエンジニアになってから、「準委任契約」で働いています。
客先常駐のインフラエンジニアには特に多い働き方なんじゃないかと思います。
そして、先日こんなツイートをしました。
https://twitter.com/YOLO_pippi/status/1143113342405369856?s=09

この稼働時間については、参画前に絶対に抑えとくべきポイントなんです。今回はこのフリーランスエンジニアの「報酬と時間幅」にフォーカスを当てて、メリットデメリットを書いていきます。

報酬の仕組み

まずは簡単に仕組みの説明をします。
契約上、「報酬:◯◯万円、時間幅:140〜180h」のように決められています。

例として月単価80万円とします。
・140時間働こうが180時間働こうが、報酬は一律で同じで80万円となります。
・140時間より少ないと、1時間当たり5000円マイナス
・180時間を超えると、1時間当たり5000円プラス。って感じです。
1時間当たりの報酬は「単金÷160」で算出されています。
※案件によっては、÷140で計算したり÷180で計算したりすることもあります。契約の書類はしっかりチェックですね!

また、時間幅140〜180hがほとんどの案件の主流ですが、160〜200hという募集もありました。単価をみて割に合うかはちゃんと判断が必要です。

メリット

メリットと感じているのは次の3つ。フリーランスエンジニアになった今、存分に恩恵を受けてます!最高。

1.効率よく稼げる

稼働が少ない現場だと、140時間でもOKなわけです。担当業務を100%こなしていれば誰も文句を言いません。同じ月単価を少ない時間で稼げるわけですから生産性高いですね。

今は、短時間で成果を出していれば評価される時代です。実際にいまの現場では働きぶりが認められ、効率の良い働き方をチームに伝染させてほしいと現場のカイゼンに取り組んでいます。

2.休みやすい

フリーランスエンジニアは有給休暇というありがたい制度が存在しません。雇用されてるわけではないですからね。労働基準法だってもちろん適用されません。

だけど休めるんです。休みやすいとすら言えます。

140時間÷7.5=18.66
単純計算ですが19日出勤すれば、140時間のラインはクリア。今月は営業日が22日ですけど、3日間休めますね。

3.働く時間も自由

そもそも何時から何時まで働いてもOK。(あれ、これは契約内容によるかもしれません)

今の案件の場合でいうと、コアな時間帯は会社にいる必要がありますが、出勤退勤の前後1時間位は調整可能。業務量によって早く行ってもいいわけですし、仕事がないのに無理して残る必要もありません。本来のあるべき姿だこれ・・

デメリット

デメリットは次の2つ。これを理解していないと最悪なフリーランスライフになってしまうので事前にしっかり確認しましょう。

1.現場に左右されてしまう

もうわかると思いますが、メリットの反対です。現場に左右されることが特徴ですね。ある程度は自分の生産性を高めることで、勤務時間短縮をする事ができますが、次々にタスクが発生するような現場では、すぐにはどうしようもありません・・。

こういう稼働が高い現場だと、、180時間フルに働く必要があるかもしれません。
繰り返しますが、もらえる報酬は同じです。なんだか損した気分。いや確実に損してます。

2.残業代で稼げない

会社員や派遣社員は多く働いた分だけ残業代がもらえ給料に直結して上がります。

それに対し、時間幅で契約している準委任契約なんかは、今回の例で言うと残業代がでるのは180時間を超えてからです。そこを頼りに考えるのは無理があるし計画性がありません。

残業代で稼ぐマインドは捨て、その時間を別の収入源をつくる事に充てたいですね!

重要ポイント

デメリットを潰すには、稼働がどのくらいの案件なのかをしっかり意識することです!

商談のタイミングで「稼働がどのくらいか?」「繁忙期はどんな感じか?」を必ず聞くようにしています。これはフリーランスエージェントにも聞きますし、お客様にも直接聞きます。

40時間違うと1日当たり2時間違ってきますからね!他がどんなに魅力的な条件であっても、稼働状況は優先度高く意識してます。

手に入るのは時間だけじゃない

月140時間を意識して働くことで、生産性高く働けるようになりました。お客様への貢献度の質は落とさずにするには、限られた時間フル活用しますからね!

そして結果として、会社員時代より自由に使える時間を生み出せました。

この時間を活用して、フリーランスになって自由に動きやすくなったので、視野を広げて、IT内の別分野もしくはIT外の別分野に、収入源を増やしていくつもりです。

今メインのITエンジニアだけに、月180時間も200時間も割いていたら、まずいまずい。。積極的にチャレンジして失敗して行こうと思います!