フリーランスエンジニア

【会社員な派遣エンジニアのメリット】裁量の大きい上流工程の経験が積めること

こんにちは。
今回は会社員な派遣エンジニアのメリットシリーズ第1弾です。

私は現在、派遣型エンジニアとして会社に雇用されています。
せっかくなので、会社員である「派遣型エンジニアのメリット」について何回かに分けて書いていこうと思います!

フリーランスエンジニアになった場合、このメリットが無くなるということですからね。
本当にフリーランスになったほうがいいのか?
これを冷静に判断するためにもまとめていきたいと思います。

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裁量の大きな業務に携われる

前提:私の所属している会社について

ITエンジニアをお客様である企業に派遣し、エンジニアリングサービスを提供する会社です。
この業界は小規模~大規模まで数多くの会社が存在します。この業界の中で私の所属する会社の規模は、TOP3にはいる程おおきな会社です。
※今回のテーマで取り上げている話は、会社の規模がある程度大きく、お客様企業との信頼を築いていることが前提だと思うので、全派遣エンジニアにあてはまらないかもしれません。

大手の派遣エンジニアのメリット

一言で言うと、「裁量の大きな業務に携われる」ことです。ITエンジニアを5年ほど経験しましたが、私はこれが最大のメリットだと感じています。

・会社と会社の信頼関係が構築されているから
・二次受け三次受けの案件を契約しないから
・チームとして派遣される事が多いから

一つ一つ解説していきたいと思います。

会社と会社の信頼関係が構築されているから

これは現場ですごく感じます。
まずは、契約前にお客様と打ち合わせをする時。明らかにお客様の要望が高すぎで、こんなスキル持ってないよ・・・。と不安のまま打ち合わせに臨むときがあります。そんな時でも「スキルは足りてなくても〇〇さん(うちの会社)のところでお願いしようと思ってるんだよね。」と期待値が高いことがあります。お客様としても、これまでの頑張りをよく知っている派遣会社から継続的にエンジニアを獲得したい。という思いがあるからだと思います。

実際に、案件がスタートした後でも、不足しているスキルを伸ばすために、聞いたことは丁寧に教えてくれます。エンジニアとしてスキルを向上させるには、現場の経験を積むのが一番の近道なので、自分のスキルより上の案件に就けることは本当に本当に恵まれています。

チームとして派遣される事が多いから

それでも、裁量の大きな仕事はプレッシャーが半端ないですし、責任重大です。
それをカバーしてくれるのが、お客様先に複数人のチームで派遣されているということです。お客様に直接聞くよりは同じ会社のエンジニアに聞いたほうが、数段気が楽です。お互いに補っていけるので、成長のスピードも早いです。(甘えっぱなしじゃ逆に伸びないけどね)

結果的に、任されていた業務を完遂することができます。そして「自分のスキルアップ」と「お客様の信頼の獲得」に繋がっていくわけです。

二次受け三次受けの案件を契約しないから

最後は、そもそも論です。契約の段階で二次受け三次受けの案件は取りません。なので、単調な作業ではなく、設計であったりプロジェクトマネジメント等の上流工程に携わるチャンスが早く回ってきます。経験上同年代のエンジニアよりそのチャンスは多いと言えます。

こんな人に向いている

ITエンジニアとして、大きな仕事に携われることは魅力的ですよね。次に、どんな人に向いているのか考えてみました。大きく次の2つが考えられます。

若いうちから上流工程や裁量のある仕事をしたい人
・今後フリーランスとして独立を視野に入れている人

若いうちから上流工程や裁量のある仕事をしたい人

早く一人前になりたい!とか、新しいことを身につけることが好きだ!っていう人は、大手派遣エンジニア会社に入るのがベストだと思います。上で言ったように、自分のスキルが足りていなくても、希望する上流工程に携われるチャンスがかなりめぐってきます。

自分のキャリアパスを考えながら、会社をうまく活用してスキルをじゃんじゃん身につけちゃいましょう。

・今後フリーランスとして独立を視野に入れている人

フリーランスになったら、個人として、スキルをアピールする必要があります。
スキルシートでアピールするのはもちろん、現場でも目の前の作業だけではなくて、バックグラウンドを理解して広い視野を持って取り組んでいきたいです。

案件の途中で、当初の契約時に話に上がってた話以外のことをやらなければならないことなんてザラに起こりえます。そんなとき自信をもって行動できるはずです。

まとめ

ITエンジニアはこれまでやってきた経験が全て蓄積されていきます。無駄になることはありません。どんな業務経験をしてきたかが、今後のフリーランスエンジニアとしての価値に直結してくるわけです。

私は来年の4月にフリーランスとして独立することを目標にしています。残りの期間、業務中もただ過ごすのではなく、ここでしか習得できない実務経験を吸収したりお客様と積極的にコミュニケーションとったり濃い経験を積んでおきたいです。”
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