フリーランスエンジニア

【サラリーマンの不満】会社員の評価制度がどうしても納得いかなかった【フリーランス決意した理由の一つ】

こんにちは。

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会社員エンジニアの評価制度について不満に感じていた点を赤裸々に語ります

評価については、私がIT企業のサラリーマンだった頃の不満TOP3に堂々ランクインします。かなりストレスでした。

会社員からフリーランスエンジニアに転身してみて、やっぱり会社員時代に感じていた不満は間違いなかったなと確信したので、今回ぶっちゃけていこうと思います。

ちなみに、私は「正しく評価されているか」がモチベーション(働きがい?)の上位にあるので、そういう人間の意見として参考にして頂ければと思います。

会社の評価制度

こんな会社

私の勤めていた会社は、派遣型/SES型のIT人材企業です。派遣契約か準委任契約でお客様企業に常駐して勤務するスタイルです。
特徴として自社で勤務するエンジニアはほぼいないので、みんな客先常駐ということです。チームで派遣されたり一人で派遣されたり、チームリーダーや評価者が現場にいないことのほうが多いです。

こんな評価制度

年度の始めに、チームリーダーと面談して一年間の目標を決めます。

年度の終わりに、たてた目標に対して結果がどうであったか達成度を振り返る面談をします。主に「技術力とピープルスキル」について、会社の評価テーブルをもとに自分がどのランクに位置するか実績を自己申告し、その後評価者により決定されます。

半年後、この評価をもとにした給与テーブルにより給与が決定します。給与テーブルの内訳は「評価と契約単価」でして、前者が行動面、後者が技術力が反映されるイメージです。

不満点

  1. 給与への反映が遅い
  2. 割に合わない安月給
  3. 評価者が現場にいない

1. 給料への反映が遅い。遅すぎる。

わかりやすく例を挙げます。
2018年度の実績は、
→2019年3月に評価されます。
→そして2019年7月に給料に反映されます。

2018年4月~2019年3月の間に頑張った行動や実績が、給料に反映されるのは半年~1年先なんですよね。

サラリーマンを長くやっているとこれが当たり前になっていましたが、うーん。遅い。
客先常駐型のITエンジニアは、比較的短いスパンでプロジェクトを転々とするスタイルなので、やっている業務もどんどん変わります。基本的にどんどん技術レベルが上がっていきます。

なので、「いまこの業務レベルを担当しているのに、評価まだされないし給料これだけか…。」と感じてしまうんです。これが個人的に本当につらくて、モチベーションだだ下がりの原因でした。

2. 割にあわない安月給

会社の評価制度に自分の頑張りがマッチしていないと割に合いません。

チームリーダーや人材育成など、マネジメント力が特に評価されやすい仕組みでした。マネジメントといっても、社内業務という雑務やミーティングが多いんです。

私の場合、自社を良くするためのミーティングや移動時間に時間を割きたくない。それよりは実務に集中して技術力を上げたい。という期間だったので、チームリーダーは断り続けました。結果として給料は上がりにくかったわけです。

帰属意識が低い自分にとっては、この仕組みがある以上、会社から評価されないのは当然っちゃ当然かもしれませんね…。
(いざプロジェクトでは、100%以上パフォーマンスを発揮しているし、メンバーの育成もかなり力入れてるのに…。)

3. 評価者が現場にいない

派遣型の会社なので、客先の各プロジェクトに配属されます。エンジニアは散り散りになるイメージなので評価者であるチームリーダーが別プロジェクトであることがほとんどです。大規模なプロジェクトだと複数人のチームで配属されて、その中にチームリーダーがいるときもありますが稀なケースです。

つまり、自己申告で1年間の成果をアピールするわけですが、正しく評価されないことが多かったです。他の現場の人と比べるとこのくらいだよ。と勝手に要約されて評価される感じ。

今思うと、うまくアピールするスキルがあれば、実際の働きぶりは見てないわけなので、逆に評価を取りやすい仕組みだったのかもしれません。

フリーランスはこんな感じ

単純に比較はできませんが、フリーランスエンジニアの今、どう変わったかどう感じているかも書いておきたいと思います。

仕組み

フリーランスの場合は、報酬(月単価)が技術貢献に対する評価だと言えます。すごくシンプルですよね。

お客様の要求されるレベルを超えていけば、報酬を上げることができますし、反対に技術貢献度が低ければ、契約終了or減額となるわけです。

評価者は現場のお客様

判断するのはもちろん現場のお客様なので、素の働きぶりで評価されます。いかに現場のプロジェクトで貢献するかで評価が左右します。

帰属意識が薄かった私にとっては、ストレートに評価されることがとても明瞭で自分に合っています。(ネガティブな評価をまだ受けてないからというのもあると思いますが汗)

報酬への反映が早い

契約単位で交渉や終了することができます。(現実的かはおいておいて)

基本的に、フリーランスエンジニアは3ヶ月契約、1ヶ月契約が主流なので、短いスパンで評価され報酬に反映されると言えます。

エージェント曰く、しっかり貢献していれば1年で2,3万円ほど単価UPされる例が多いそうです。

まとめ

以上、会社員時代に抱えていた評価に対する不満でした。

今思うと、この不満が会社員からフリーランスエンジニアになるための大きな決断材料になったので、よかったとポジティブに感じています!

お客様から直に評価されていることを肝に銘じて、業務で貢献し信頼関係を築いていきたいと思います!もちろん技術力に見合った報酬UPも狙っていきますよ。^^